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2014年3月 1日 (土)

キャラグミンに初挑戦。 (2/3)

「キャラグミン」シリーズのうちの2体を――どういうものなのか知らずに――初めて購入し、その組み立てに必要な道具を(9,000円近くかけて)揃えるまでを前回、紹介しました。今回は実際に作業を行い、組み立てる一歩手前の段階まで進めていきます。

〈工程0 内容の確認〉
はじめに、すべてのパーツ および 付属品が揃っているか、また製造不良(欠け、気泡等)がないか確認します。

製造不良はともかく、市販品で欠品はまずあり得ないだろう……とは思いますが、万一のことを考え、色別にパーツを並べ、説明書と照らし合わせて(丸を付けながら)確認しました。「見本と色が違って見える」という違和感は多少ありましたが(特に園田海未)、パーツ自体に問題はなく一安心。

なお、この作業に限り、道具を揃えるよりも先にいち早く済ませました。購入から2週間以上たつと、万一欠品・製造不良があった場合、有償での取り寄せとなってしまうからです(説明書を参照)。キャラグミンをご購入の際は十分ご注意を。

〈工程1 パーツの洗浄〉
使用した物: 離型剤落としスプレー、ポリビーカー、ピンセット
パーツの表面に付着している油分(離型剤)を洗い流す作業です。キャラグミンのFAQによれば「未処理でも殆ど問題はありません」とのことですが、専用のスプレー(造形村キャストクリン)を買っておいて使わないのもどうかと思い、全パーツを洗浄処理しました。

スプレーに有機溶剤が含まれている関係上、やむを得ず屋外で洗浄・乾燥を行いましたが、おかげで「におい」に加え「寒さ」「風」との闘いを余儀なくされることに。このときばかりは、冬に買ったことを悔やんでいます。(^^;

〈工程2 ゲート および パーティングラインの処理〉
使用した物: ニッパー、デザインナイフ、紙やすり、スポンジペーパー
パーツを造形する過程で発生する、材料の注ぎ口にあたる突起「ゲート」やパーツ表面の不要な線「パーティングライン」を除去する作業です。

全行程の中で一番時間をかけたのがこの整形処理で、パーツ数が22の五十鈴華で3時間、45の園田海未では倍の6時間近くかかりました。ゲートか否かの区別がつきにくい――説明書を見てもよく分からず、仮組みして確認するしかない――部分があったり、細長くて折れやすそうなパーツ(髪の毛等)があったりするので、慎重に削らざるを得ません。

パーティングラインの処理は、脚部など目立つ所にあるものは念入りに、それ以外は大まかに行いました。紙やすりでは(かけ方が悪いのか)うまく削れず苦戦したのですが、デザインナイフの刃の先端をやすり代わりに使った(ブログ「乾坤一滴」の記事を参照)ところ、意外なほど簡単に削り取れてしまい、正直ビックリしました。その後はもちろん、紙やすりとスポンジペーパーで表面を仕上げています。

なお、説明書には書いてありませんでしたが、クリアパーツに紙やすりをかけると曇るとのこと。かける前に知っておいて良かった……。

〈工程3 部分的な塗装〉
使用した物: 水性塗料、塗料皿、面相筆、ペーパーパレット、エアブラシクリーナー
1パーツ1色という性質上塗り分けられていない部分(唇、服の模様等)を、必要に応じて塗装します。

展示するときの見栄えを考えると、説明書で指定された箇所すべてを塗ったほうが良いのですが、ある程度きれいに完成すれば良いと考え、以下の部分だけを水性塗料のファレホで着色しました。

  • 五十鈴華: 唇、襟・袖のライン、胸当てのラインと十字模様
  • 園田海未: 唇、襟のライン、手袋、ブーツの底、スカートのスリット

唇はともかく、それ以外の部分は一度では十分塗装できず(パーツの色が完全に隠れない)、乾燥させながら2·3回重ね塗りしました。マスキングはしませんでしたが、特に目立ったミス・はみ出しはなく、襟・袖のラインの“ぶれ”も自分では気にならない程度です。

なお、選んだ色はほぼ説明書のとおりですが、華の唇に限り、海未と同じ「モデルカラー039 オールドローズ」に代えています。さすがに、唇を塗るためだけに2色用意するという“贅沢”はできませんでした。(^^;

また、上記とは別に、華のスカートも、襟・袖のラインを塗ったついでに(同じ色なので)全面塗装しています。筆遣いが悪かったのか、多少“むら”ができてしまったのが残念。

〈工程4 目や眉毛の貼り付け〉
使用した物: デザインナイフ、塗料皿(水入れとして)、ピンセット、綿棒
目や眉毛の描かれたシール(水転写デカール)を水に浸し、顔パーツに貼り付ける作業です。

全行程の中で一番神経を使ったのが、このデカール貼りです。というのも、米粒大の大きさに切った目や眉毛のデカールをピンセットでつまみ、位置を微調節しながら貼り付けるという、とても繊細な作業が求められるからです。フィギュアの……というより、人物の表情を決める大事な要素であるだけに、妥協は許されません。

目のデカールは2体とも無事貼り付けられましたが、それよりも小さい眉毛の貼り付けには大苦戦しました。海未の方はかろうじて成功したものの、華の方は1度目・2度目ともに失敗し、最終的に水性塗料で――説明書と見比べながら試行錯誤で――描く羽目に。海未のブーツの底用にと、灰色系の塗料(モデルカラー159 ダークシーグレー)を用意しておいて本当に良かったです。

以上で、組み立て前に必要な作業がすべて終わりました。デカール貼りに失敗したときは「どうしよう……」と本気で思いましたが何とか対処でき、内心ホッとしています。もし眉毛に流用できる色がなかったら、大変なことになっていましたね。(^^;

次回、いよいよフィギュアの組み立て作業に入り、完成 → 展示まで一気に進めていきます。

(参考ページ)
工程1–4について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。プラモデルの製作に関するサイトが多いですが、内容の一部はフィギュアにも応用できます。

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